隣り合った２つのオリジナルモデルルーム 『TWINS(ツインズ)』

家づくりの工程には、たくさんの生活のなかでは目に見えない箇所があります。
これらは居住性能を左右し、良くも悪くも、住まう人の心や身体の健康に影響をあたえる大きな要素です。

コンクリートは熱と冷気を蓄えやすい

『TWINS』を施工する「チサンマンション支倉」は、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造。
鉄骨・鉄筋の枠型へ流し込まれた、コンクリートが躯体となる建造物です。

コンクリートは暖かさや冷たさを蓄える性質をもちます。
そのため、夏は昼間の熱を夕方・夜に、冬は夜間の冷気を朝・昼に室内へ放出してしまうことに……

外気を遮って、家の中の温度上昇・低下をゆるやかにしてくれる。
心身に優しく安全・快適な暮らしには、＜断熱性を高める設備＞が欠かせないのです。

セレクトは＜高性能・新次世代型断熱材＞

では、外気に接する壁の断熱性能をいかに向上させるか。
『TWINS』は、天井・壁の土台となる下地：Series2に＜パネル状断熱材＞をはめ込む工法を施しました。

セレクトした建材は＜高性能・新次世代型断熱材 「ミラフォームΛ(ラムダ)」＞です！

◯熱伝導率はコンクリートの約1/50！
◯断熱/防露に威力を発揮(JIS規格クリア)！
◯ノンフロン・ノンホルムアルデヒド・4VOC基準に適合！
◯省エネに優れ、冷暖房器具の性能を最大限ひきだす！
◯水や湿気に強く、ワレ・カケ・ヒビの発生も少ない！
◯自己消火性がある！

くわえて、マンションは専有部分に＜断熱材＞を入れるため、どうしても室内を狭めてしまいます。
厚みを調整して居住面積を広く確保できるところも、この工法に決めた理由の１つです。

〈LGS(軽量鉄骨)下地〉・〈木下地〉を併用した理由

Series2では、間仕切り壁に〈LGS下地〉、外周面に〈木下地〉の併用をご紹介しました。
この理由も、外気に接する壁の断熱性能を最大限に高めたいから！

次回 Series4 のテーマは「床の基礎工事」！
生活のなかでは目に見えない箇所について、さらにご紹介してきます。

【※】
『TWINS』は2020年11月をもって竣工し、販売を開始いたしました。